看護師ブログ

神経内科外来 林真代さん
* * *
多職種連携による多発性硬化症(以下MS)の専門外来の立ち上げを視野に入れ、医師、臨床心理士、看護師によるチームでの在外派遣研修(7泊9日)に、外来看護師の立場で参加しました。研修は、MSの有病率が日本より圧倒的に多いドイツにおいて、その社会的必要性の高さから、MS専門外来が確立されている、ハイデルベルク大学病院とシャリテ医科大学病院で行いました。


シャリテ医科大学病院


研修風景

施設見学や診療場面の見学に加え、MS専門の医師や看護師から直接話しを伺う機会もあり、MS専門看護師の役割や責任、患者・家族への支援、多職種連携によるチーム医療などについて学ぶことができました。また、MS専門看護師として、MS患者を多角的に支援しており、その中でも患者とのコミュニケーションを大切にし、患者にとって身近な存在であるという責任と自負があり、治療方針の検討においても医師に積極的に意見を述べていることに感銘を受け、MSに関する十分な経験と高度な教育に裏付けされた専門性の高さを感じました。
MSは、再発と寛解を繰り返す慢性・難治性の神経疾患であり、長期にわたる継続治療では、外来における医療および看護提供の必要性が高くなる中で、患者を支える看護がこれまで以上に重要となってくると思います。適切な身体的・精神的ケア、継続看護、患者のQOLの向上のためには、看護師が積極的に介入することが望ましく、今回の研修で得た学びを看護実践に活かし、MS患者に限らず、関わる患者に対して、個々の多様なニーズに対応した看護ケアの提供、安全・安心で信頼されるよう看護の質の向上に活かせるよう取り組んでいきたいと思いました。


このページの先頭へ

精神科の訪問看護

精神科病棟では、継続看護の一環として、外来と一元化し、病棟と外来双方の看護を行っています。
そのため、退院後の療養生活を支援するために、症状の観察、疾患教育および服薬支援、家族支援等を目的に、退院前の自宅訪問や退院後の継続的な訪問看護を、年間約200件実施しています。
訪問看護では、支援や対応に困難を感じることもあり、情報交換や事例検討を目的として、年間約140件の訪問看護を実施している旭こころとくらしのケアセンター(以下、AKK)と定期的に合同事例検討会を行っています。

今回は、AKKから5名、当科から訪問看護チームの医師1名と看護師8名が参加して行われました。検討会ではアドバイスが頂けたり、今後の課題が明らかになるなど、2時間ほどの時間でしたが、とても勉強になりました。チームスタッフ全員で検討内容を共有するとともに、今後も合同事例検討会を継続し、これからの訪問看護に活かしていこうと思います。


このページの先頭へ

整形外科病棟 S.Aさん (弘前大学卒業)
* * *
Q1.現在の仕事について教えてください、
就職してから半年が経ち、自立した業務・ケアが増えてきて日々充実しています。また受け持ち患者さんも担当するようになり、入院から退院までの経過観察やケア、精神面のサポートをしています。整形外科は、多くの分野に分かれているため、多種多様な面から展開される看護の難しさを感じています。

Q2.看護師としての新たな気付きや発見はありましたか?
医療職は知識や経験がとても大事で、日々勉強になることが沢山あります。また、看護師は患者にとって頼りたい存在であることを身にしみて感じました。しかし、知識や経験の少ない私はその場で明確な対応が出来なかったことが多く、頼りになる存在としてはまだまだです。今後、より多くの知識を身につけ経験を積み、頼りがいがあって信頼してもらえる看護師になりたいと思いました。

Q3.どのような自己の成長を感じていますか?
初めは全て先輩に教えて貰い、手伝って貰いながらではないと何も出来なかったのですが、いまでは自立してできるケア・業務が増えてきたことに対して自己の成長を感じています。
また半年が経ち新人が付ける若葉マークのバッチが取れたことで、これからもっと成長していかなければならないと感じています。
バッチは記念として大事にしまってあります。

Q4.参加した勉強会や学会を教えてください
病棟の勉強会では、「褥瘡対策について」「特殊マットレスの選択について」「気管切開に関して」「循環器疾患について」「PORM分析について」「VAC療法について」等に参加しました。看護部の新人必修研修では、「BLS」や「メンタルヘルス」の研修がありました。選択研修では、「糖尿病看護」を受講しました。どれもとても勉強になっています。学会には、まだ参加していませんが機会を作って参加していきたいと思います。

Q5.夏休みはどのように活用しましたか?
帰省し友人と海にいきました。また、熱海や箱根に旅行にいき、とても楽しい思い出ができました。

Q6.半年間で一番楽しかったことは何ですか?
夏休みの旅行です。私は、温泉がとても好きなので最高の思い出ができました。また、病棟の先輩方と行ったロックフェスも楽しかったです。同じ趣味を持った先輩と出会えてとても良かったです。

Q7.今の目標は何ですか?
患者さんの受け持ちが始まったので、入院から退院まで責任もってやり遂げることです。
幅広い視野で看護を展開できるよう日々勉強に勤しんでいきたいと思います。

Q8.プリセプターからひと言お願いします。
わからないことはすぐ調べて、不明な点は聞いてくれるので安心です。できることが増えてきたことを指導しながら実感しています。持ち前の明るさで楽しく働いている様です!
これからも一緒に頑張りましょう。( ^o^)ノ


このページの先頭へ

NICU(新生児集中治療室)では、救命のスキルも必要となります。BLS、ACLSといった一般的な救命処置法の新生児版といえる「新生児蘇生法(NCPR)」について、スタッフが資格を取得できるよう講習会の受講を促しています。トレーニングサイトでの講習会もありますが、よりスムーズに受講できるよう、当院のNICU/GCU医師と新生児集中ケア認定看護師が中心となって開催する講習会も行っています。

先日、この院内講習会が開催されました。NCPRは、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対する心肺蘇生法です。しかし、実際そうした場面に遭遇する頻度はそれほど高くありません。講習会でシミュレーターを使って実際の救命場面と同じような流れを体験した参加者からは、「頭では分かっているけど、いざやってみると、直ぐに動けない」「バギングって難しい」といった気付や、「実際の場面を想像することができた」「何度も練習できて良かった」といった声が聞かれました。
今後も赤ちゃんとご家族が安心できる治療・看護を提供できるよう、スタッフ皆でスキルアップしていきます。


このページの先頭へ

手術部では、新人看護師を対象に、全身麻酔で手術を受ける患者さんを想定し、入室から麻酔導入までの流れを疑似体験する学習会を開催しました。


麻酔科医と手術部看護師を先輩看護師が演じ、新人看護師は患者役として参加することで、日頃の看護を振り返りました。患者さんの立場になることで、医療者が発する抽象的な声かけは意図が伝わりにくいことや、見えないところで処置をされることの恐怖心、心電図モニターのシールが想像以上に冷たく感じることなど、多くの気づきを得ました。

また、室温やモニターのアラーム音、無影灯の位置など、手術室内の環境についても考える機会になりました。さらに、先輩看護師も、新人の時の患者体験を思い出す機会となったようです。今回の体験から、手術中から退室までの看護についてもイメージすることができ、安心で安全な手術看護をスタッフ全員で今後も実践していきたいと思います。


このページの先頭へ