看護師ブログ

オーストラリア・メルボルンにある創立148年の歴史あるアルフレッド公立病院で、2月4日から8日の5日間、心臓移植に関する研修を受けてきました。今回のメンバーは、心臓移植に関わる医師や薬剤師、看護師など総勢12名でした。
アルフレッド公立病院は、ヴィクトリア州で唯一の移植施設であり、心臓移植を年間30症例行い、移植後の患者さん400名ほどが外来通院しています。心臓移植はドナー(心臓提供者)が現われると院内での移植待機リストに照らし合わせて迅速に手術が行われます。



そうした病院で、私たちは、3つの目的をもって研修しました。
①オーストラリアの臓器移植医療の仕組み、現状、動向を把握する。②ドナー受け入れから、患者へ移植するまでの心臓移植の流れを学ぶ。③移植コーディネーターの役割、活動について理解する。
研修に参加して、日本とは異なる医療環境と医療水準、看護体制を学ぶことで、日本の医療や看護をとりまく環境について考えることができました。また、オーストラリアでは看護師の専門性が尊重されているため、合理的、機能的に行われているチーム医療はとても参考になりました。また、他部門の年代の違うスタッフの方と海外研修に参加し交流することで、様々な情報交換ができ、自分の看護を見直す良いきっかけとなりました。
当院は2018年度、今までのVAD(補助人工心臓)取扱いの実績が認められ、全国で11施設目の心臓
移植施設の承認を受けることができました。今回の研修での学びを生かし、心臓移植看護の体制を構築していきたいと思います。