看護師ブログ

禁煙できないのは、忍耐力が足りないのではなく、ニコチン依存症という病気だからです。
皆さんは喫煙者に対する声かけに戸惑うこともあると思います。ぜひ禁煙支援のABCを試してみて下さい。

Ask:「たばこをお吸いですか」と医療者からの問いかけ
Brief advise:病気や関心事と組み合わせた簡潔なアドバイス
(Smoking)Cessation support:禁煙支援
 
禁煙に全く興味がない喫煙者に、禁煙を強要すると逆効果です。
禁煙に興味が持てるまで、医療者は諦めず、何度も声をかけましょう。
禁煙しないといけないことはわかっていても、なかなか禁煙出来ない時には、「お金が貯まりますよ」とか「喫煙場所を探さなくて楽ですよ」とか「非喫煙者に気を遣うことがなくなりますよ」など禁煙のメリットを伝えると効果的です。
「まずは自分で止めてみます」と答えた喫煙者には、タバコが吸いたいと思う約3分間の代替行動を、考えてもらいましょう。あめやガム、スルメなど口腔内に長く残る食べ物でタバコを口にできないようにすることや、散歩やストレッチなど気分転換も有効です。禁煙開始日を決めて、その日を境に灰皿やライターなど喫煙グッズを処分することもお勧めです。
自身での禁煙が難しそうな方には、ぜひ禁煙外来をご紹介下さい。内服薬やニコチンパッチを用いた治療を3ヶ月間受けることが禁煙への近道です。患者負担額は薬代も含めて約2万円です。