看護師ブログ

みなみ棟3階  湯口 梓さん
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Q1.専攻は何ですか?
私は、この春千葉大学大学院看護学研究科博士前期課程に入学しました。専攻は先端実践看護学講座、高度実践看護学教育研究分野(小児看護専門領域)です。大学院就学短時間勤務制度があったことが進学の後押しにもなり、この制度を活用して週一回仕事を続けながら勉強することになりました。

Q2.大学院へ進学しようと思ったきっかけを教えてください?
大学院進学の動機は二つあります。
一つは、小児看護専門看護師になりたいからです。私は新卒で当院に就職し、現在3人のこどもの子育て中です。子育てしながらの勤務の中ではその日その日のことに精一杯でしたが、「自分はこの先どの分野でどのように働きたいか、そのためには今何をしたらいいのか」と考えはじめ、小児専門看護師を目指すことにしました。
二つ目は、看護研究を学びたいからです。アレルギー疾患をもつこどもの看護を深めたいと思い、小児アレルギーエデュケーターの資格を取りましたが、今後はアレルギー疾患をもつこどもの看護の発展に寄与するような研究をしてみたいという思いがあります。しかし、看護研究への知識が不足しており、この状態では自分の納得できる研究はできないと考えたからです。

Q3.大学院で学んでみていかがですか?
学生生活は、正直、想像していたものより大変です。私の場合、とにかく自分の英語力のなさを痛感しています。英語で論文をよみ、それをクリティーク(批判的分析)するということが大学院では求められます。英語訳に精いっぱいで、まだ内容を読み込むレベルまで到達していませんが、様々な研究者の論文にふれることで自分の研究のモチベーションが上がります。また、博士前期課程では専門領域以外の同級生と研究室が同室です。必修授業の中でグループディスカッションも行うことができ、年齢も、専門領域も、これまでの職歴も異なる仲間と意見交換をし、視野を広げる機会がたくさんあることがとても楽しいです。もちろん自分の専門領域のゼミでも、臨床ではなかなか思い出すことのなかった看護理論、モデルなどを用いた事例検討やディスカッションを行い、常に頭がフル回転の状況です。入学当初は「本当についていけるのだろうか」と不安に思うこともありましたが、先生方の温かいご指導のもと、仲間とともに支え合いながら学んでいます。「学ぶことが楽しい」と純粋に思える環境です。
週一回の勤務日は、貴重な臨床経験であり、患者さんと接することがとても楽しいです。がんばって修了し、様々な状況で治療や療養をしている小児の患者さんとその家族に対して専門的なケアを提供できる看護師になりたいと思います。


大学院の仲間たちと(右が湯口さんご本人)