看護師ブログ

今年度は、専門看護師、認定看護師のみなさんに、現在取り組んでいらっしゃることをご紹介頂きます。

第3回 老人看護専門看護師
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認知症は“高齢者の病気”というイメージが強いのですが、65歳未満で認知症を発症する“若年性認知症”の人もいらっしゃいます。
実際、若年性認知症の人たちは周りのサポートを受けながら仕事を継続する人もいます。しかしその他の若年性認知症の人たちの居場所は家以外に過ごす場所は数が限られており、介護保険の認定を受けたとしても、介護保険サービスは高齢者の利用が多いために、利用が難しいのが現状です。

当院の認知症疾患医療センターでは、若年性認知症の人とその人を支える家族や支援者が集う場所を提供する目的で“認知症カフェ ここの木”を開催しています。
6月に今年度最初の認知症カフェを開催し、当日は家族や支援者向けに脳神経内科の医師から認知症についての講義を、そして若年性認知症の人たちはスタッフと一緒に色カルタを楽しみました。最後には家族同士がLINEでつながるなど、とてもにぎやかな会でした。
認知症を持つ人たちやその家族、支援者を支えるためには、その人たちが生活する地域との連携が大切です。今後もこのような地域にも目を向けた取り組みを継続し、住み慣れた地域で認知症の人とその家族や支援者がつながり、安心して生活を送ることが出来るように努めていきます。